椎間板ついかんばんヘルニア

椎間板は、腰の骨と骨の間にあり、衝撃を和らげるためのクッションの役割をしています。

椎間板ヘルニアとは、腰椎に負担のかかる動作によってこの椎間板がはみ出て、腰から脚に通っている神経に触れることによって、その神経の通り道に沿って痺れが起こる症状をいい、坐骨神経痛ざこつしんけいつうの症状の1つです。

ちょうど、あんパンを上から潰してペシャンコにすると、中身のあんこが飛び出てくるようなものです

上から潰す力 … 重いものを持ち上げた際に椎間板にかかる力
飛び出すあんこ … 椎間板が神経に触る

咳やくしゃみの時に腰に響くような痛みがみられたり、足の痺れを感じたり、前かがみの姿勢になると症状が悪化して長時間座れない方が多いです。

ただ、アメリカのジョージワシントン大学の研究によりますと、腰痛の症状が出ていない人でも60歳以下では25%60歳以上では80%の人に椎間板ヘルニアが見つかっているという報告があります。

さらには日本脊椎脊髄病学会の菊池臣一医師が、平成20年3月1日号の「家庭画報(3月号)」の対談で、腰に痛みが全くない人にMRI検査をすると、76%の人に椎間板ヘルニアが見つかったと紹介しています。

このように、ヘルニアは必ずしも症状とは一致しないケースもたくさんあります。

当院の考え方は、ヘルニアそのものが悪いのではなく、ヘルニアが出てくるような身体の形の壊れ方にこそ問題があると認識しています。

整体を行うことによって、腰椎、股関節、骨盤などの身体の形の壊れを戻していくことで椎間板にかかるストレスを解き放ち、結果的にヘルニアが引っ込んでいく状況、同時に腰の痛みの症状も改善させていただきます。

脊柱管狭窄症せきちゅうかんきょうさくしょ

背骨には、神経が通るように管状になった部分があります。

ここを脊柱管せきちゅうかんといいます。

脊柱管狭窄症せきちゅうかんきょうさくしょうは、背骨にある神経が通る脊柱管の通り道が狭くなって神経を圧迫する状態のことをいい、坐骨神経痛の原因の1つです。


脊柱管が狭くなるのは加齢による腰の骨の変形や、脊柱管の中の靭帯じんたいが肥厚するためと言われています。

立っている時や歩行時に足の痛みや痺れが起こり、前にかがんだり腰を丸くしたと時に症状が軽減するのが特徴です。
間欠性跛行かんけつせいはこうと言って、休息すると治まるが、また歩き続けると再び痛み出すという特徴もあります。

なぜ、立つときに足に痛みや痺れが起こるのか?

それは、立ち上がるときには腰の骨が反る方向へ動き、その際に脊柱管の幅が狭くなるからです。      

狭くなることによって神経が圧迫されるため、足に痛みや痺れが起こります。


立位や歩行時は脊柱管が狭く、前にかがむと脊柱管は広くなるために、脊柱管の広さによって症状に変化が起こります。

患者様の座っている姿勢に着目してみると、腰に症状を訴える人の多くは、腰が丸くなってしまっています。

このほうが楽なので勝手にそういう姿勢をとってしまっています。

立ち上がるときには腰を伸ばさなくてはなりません。

この動作の時に脊柱管も狭くなり痛みを感じることが多いです。

この時に腰が無理なく伸びれば、狭窄症の症状は軽減します。

当院では、症状を出している身体の姿勢や形、関節の動きを診ていきながら、今の形や動きがどのように症状と関係しているかを説明させていただきます。

その上で腰が無理なく伸びる状態に戻るように施術を行います。

股関節こかんせつの痛み

股関節とは、大腿骨だいたいこつの先端が骨盤にはまっているところの部位をいいます。
この大腿骨と骨盤の関係はちょうど、電球とソケットのような関係になっています。

痛みの箇所は、股関節の ①内側(奥のほう)の痛み②外側の痛みに分かれます。

  1. 内側の痛み … 骨盤のゆがみ、関節軟骨がすり減って起こる場合、股関節を包んでいる関節唇かんせつしん滑膜かつまくがはがれて関節に噛みこんでしまったり、血流が悪くなって壊死を起こしているケースが考えられます。
  2. 外側の痛み臀部でんぶ周囲の筋肉の緊張、炎症を起こしていることが考えられます。パキパキ音が鳴るのは、股関節をうごかした時に擦れる音、もしくは関節を包む膜や軟部組織が擦れる音なので、痛みが無ければ気にする必要はありません。

なお、股関節の外側部分には中殿筋が付着します。この中殿筋にアプローチしていくことで痛みが劇的に改善されることもあります

変形性股関節症へんけいせいこかんせつしょうは、普段の動作が内股うちまたになっている人に多く見られるという傾向があります。

内股にすることで、臼蓋きゅうがい (大腿骨頭を覆う骨盤のお椀状の部分)が外れる方向の力がかかってしまいます。

しっかりはまる安定した股関節こかんせつとは?

股関節の骨盤と大腿骨のはまっているところには、角度があります。
頚体角けいたいかくといって、成人では125°が正常とされています。

この角度は、股を開いた状態になります。

この股を開いた状態で負荷をかけるトレーニング、お相撲さんがシコを踏む動作というのが、股関節にとって最も適しています。

お相撲さんがやっているシコを踏む動作が、股関節のゆがみを作らないニュートラルな動きになります。

ガニ股でシコを踏む動作をすることで、股関節の安定性が増しますので試してみてください☝

股関節痛を出している患者さんは、必ず身体の形の壊れがあると考えます。
骨盤のゆがみや、形や動きの異常を正常な状態に戻していきます。形や動きが正常になると、股関節に無理な負担がかからなくなり、症状の軽減も期待できます。

当院では、最終的には手術をするしかない患者さんでも、整体治療を行うことによって形の壊れを戻していきます

さらには三大関節(股関節・膝関節・足関節)をじらないように、負担がかからない身体の使い方を指導していき、手術の時期をできるだけ引き延ばすことを目的にします。

産後の骨盤矯正こつばんきょうせい

妊娠中は、リラクシンというホルモンが分泌され、出産時に赤ちゃんが産道を通りやすくするために、骨盤の靭帯じんたいを緩ませて骨盤が広がります

このリラクシンは、出産後1~2ヶ月で分泌が減っていき、骨盤が次第に閉じてきます。

骨盤は出産後が矯正しやすいことは確かですが、一方で 産褥期さんじょくき (産後1~1カ月半)と言われる、身体が妊娠前の状態に戻るまでの期間は、安静にしている必要があります
施術を受けていただくのは、産後2ヶ月目以降から始められるといいと思います。

身体に負担をかけない無痛整体で産後に歪んでしまった骨盤を整えていきます。

産後は、出産でいったん緩んだ骨盤を、もう一度組み立て直すという時期です。この時期に骨盤を整えておくことは、根本からの体質改善につながります。

骨盤を整えた上で、骨盤ベルトで固定すると正しい形に骨盤が戻っていきます。

産後の尿もれ

出産後の尿漏れで悩んでいる方は多く、特に2人以上の出産で多い傾向にあります。
原因は、出産時に骨盤が開いてゆがんでしまい、骨盤底筋が伸ばされてしまうことにあります。

骨盤底筋こつばんていきんとは、トイレを我慢するときに使う筋肉です。

産後の尿もれを改善するには、整体による骨盤矯正に加えて、骨盤を閉める腹横筋、さらには弱化した骨盤底筋のトレーニングが有効です。

当院では、このトレーニング方法をわかりやすく説明させていただきます。

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