前回のブログでは、機能性ディスペプシアと横隔膜の関係についてお伝えしました。
今回はその続編として、実際の施術で重要となる「横隔膜の調整ポイント」についてご紹介します。
横隔膜とは、胸とお腹を隔てるように位置するドーム状の大きな筋肉です。

呼吸の際には上下に動き、肺に空気を取り込む働きを担っています。
しかしその役割はそれだけではなく、胃や肝臓などの内臓の働きにも深く関わっているのです。
横隔膜は胸郭の内側、つまり身体の奥に存在するため、手で直接触れることはできません。
しかし、これまでの臨床経験を通して、体の表面からでも横隔膜の状態を感じ取れるポイントがいくつかあることが分かってきました。
たとえば、身体の前側では胸郭の下部、特に肋骨の下あたりに、施術のポイントとなる反応点が見られることが多いです。

また、背中側でも肋骨の下縁に沿った部分に、横隔膜の緊張や硬さが出やすい傾向があります。

これらの箇所には、触診で硬さや圧痛を確認できることがあり、鍼や手技によってアプローチすることで、横隔膜の動きがスムーズになるケースが多くあります。
横隔膜が硬くなって動きが悪くなると、浅い呼吸になりやすく、自律神経の乱れや胃腸の働きにも影響が出ます。
特に、胃と食道の間にある「食道裂孔」という部分では、横隔膜が胃酸の逆流を防ぐ役割を果たしており、この働きが弱まると逆流性食道炎のような症状が起こりやすくなります。
つまり、横隔膜の柔軟性と正しい動きを取り戻すことで、機能性ディスペプシアや胃の不快感、逆流症状の改善にもつながる可能性があるのです。
胃腸の不調が続いている方、深く呼吸できないと感じている方は、一度「横隔膜の調整」に目を向けてみるのも良いかもしれません。
機能性ディスペプシアや逆流性食道炎でお悩みの方、ぜひ当院へご相談ください。
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