「胃の検査では異常がないのに、胃の不快感が続いてつらい…」
そんなお悩みを抱えている方は、機能性ディスペプシアという症状かもしれません。
機能性ディスペプシアとは、内視鏡や血液検査などで明らかな異常が見つからないにもかかわらず、「みぞおちの痛み」「胃もたれ」「膨満感」「吐き気」「食欲不振」などの症状が慢性的に続く状態です。
ストレスや生活習慣、自律神経の乱れが関係しているといわれていますが、明確な原因は解明されていないのが現状です。
当院に来院される機能性ディスペプシアの患者様の身体を診ていて、ある共通点に気づくことがあります。それは横隔膜が硬く、動きが悪くなっているということです。
横隔膜は、肋骨の内側にドーム状に張りついており、呼吸に関与する重要な筋肉です。
肺の下に位置し、呼吸に合わせて上下に動くことで、空気の出し入れを助けます。
さらに、横隔膜のすぐ下には肝臓や胃といった消化器系の臓器が隣接しており、その動きが内臓にも影響を与えています。
横隔膜が硬くなると、呼吸が浅くなるだけでなく、横隔膜の可動性が低下することで、周囲の臓器、特に胃が圧迫された状態になります。
すると、胃の働きが低下し、消化不良や胃もたれ、食欲不振などの症状が出やすくなるのです。
実際に、当院へ通われていた機能性ディスペプシアの患者様の中には、横隔膜の緊張を緩める施術を行うことで、長年悩んでいた胃の不快感が軽減していった例があります。
当院では、横隔膜の調整だけでなく、身体全体のバランスや姿勢の歪み、自律神経の乱れにもアプローチしながら、機能性ディスペプシアの改善を目指していきます。
「病院で異常なしと言われたけれど、胃の不快感が続いている」
そんな方は、一度整体的な視点から身体を見直してみることをおすすめします。機能性ディスペプシアでお困りの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
診療時間
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