【息苦しさと機能性ディスペプシア】共通の原因は“横隔膜”にあった？

「息苦しさが続くけど、病院では異常なし」「胃のあたりが重くて痛いけど、検査では何もない」――そんなお悩みを抱えて来院される方は少なくありません。

これらの症状は一見まったく別物のように見えますが、実は共通する“ある原因”が潜んでいることがあります。それが「横隔膜の機能低下」です。

横隔膜は、呼吸に欠かせない筋肉で、胸とお腹の境目に位置しています。

吸うときには下がり、吐くときには上がるというポンプのような働きで、私たちの呼吸をサポートしています。

ところが、姿勢が崩れたり、筋肉のバランスが乱れると、この横隔膜の動きがスムーズにいかなくなり、息苦しさや胃の不快感を引き起こすのです。

たとえば、息苦しさを感じている方は、肩が前に巻き込んだ「巻き肩」になっており、胸が縮こまった姿勢になっていることが多いです。

この姿勢では、肋骨の動きが制限され、横隔膜の上下動がうまくいきません。

一方で、機能性ディスペプシアの方も、胃の痛みや不快感をかばうように無意識に前かがみの姿勢をとりがちです。

前かがみになることで胃の周囲の圧力が高まり、横隔膜にも余計な負担がかかります。これにより、胃の働きがさらに悪化するという悪循環に陥ることもあります。

当院では、骨盤・背骨・肋骨の歪みを整えた上で、横隔膜の可動域を広げるための施術を行っています。

横隔膜の動きが改善されると、呼吸が深くなり、胃の緊張もゆるみやすくなります。

その結果、息苦しさや機能性ディスペプシアの症状が自然とやわらいでいく方が多くいらっしゃいます。

「どこへ行っても原因が分からない」息苦しさ、機能性ディスペプシアでお悩みの方、ぜひ一度、当院へご相談ください。

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