【要注意】スマホ・Switch2が重くなって腱鞘炎リスク増加！？手首の使いすぎにご用心

最近のスマートフォンや携帯ゲーム機は、進化とともに高性能化し、それに伴って本体の重量も増してきています。

新型スマホの中には200gを超えるモデルも多く、片手操作が難しいと感じる方も増えています。

さらに、2025年に発売された任天堂Switch2も話題です。

初代Switchが約398gだったのに対し、Switch2はなんと534g。

約140gも重くなっているため、長時間手に持って遊ぶことで、手首や指にかかる負担が格段に増しています。

ゲームは楽しいものですが、夢中になって長時間プレイしてしまうと、思わぬトラブルを引き起こすことがあります。

そのひとつが腱鞘炎（けんしょうえん）です。

腱鞘炎とは、指や手首を動かす腱（けん）が通るトンネルのような部分「腱鞘（けんしょう）」が炎症を起こしてしまう状態です。

特に親指や手首を酷使することで、痛みや腫れ、動かしづらさを感じるようになります。

重たいスマホを片手で操作したり、Switch2のような重さのあるゲーム機を手に持って遊ぶ際に、手首をひねったり、親指を酷使する操作が続くと、腱や腱鞘に過剰な負担がかかります。

それが蓄積されることで、腱鞘炎を引き起こしてしまうのです。

腱鞘炎は「使い痛み」の一種で、気づかないうちに悪化し、慢性化すると日常生活にも支障をきたすことがあります。

予防のためには、以下の点に注意しましょう。

• 長時間の操作を避けて、適度に休憩をとる
• スマホやゲーム機は両手で支えるようにする
• 手首のストレッチや温めを取り入れる
• 違和感があれば無理をせず休むこと

当院では、腱鞘炎のような使いすぎによる不調に対して、全身のバランスを整えることで回復をサポートしています。

手首だけをケアするのではなく、肩・首・背骨の使い方や姿勢まで見直すことで、負担の少ない動作へと導いていきます。

「最近、スマホやゲームで手首が痛いかも…」と感じたら、早めにご相談ください。放置せず、体からのサインに耳を傾けましょう。

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