出産後の陰部神経痛｜産後に起こる骨盤のトラブルと整体ケア

出産後、骨盤まわりの痛みや違和感が長く続く方の中には、「陰部神経痛」が隠れていることがあります。

陰部神経とは、骨盤の奥を走る神経で、恥骨や会陰部、肛門まわりの感覚を支えています。

出産の際、赤ちゃんの通過や骨盤の開きによってこの神経が圧迫されたり、周囲の筋肉が硬くなったりすることで、痛みやしびれが起こることがあります。

症状としては、「座ると痛い」「下着の擦れが不快」「排尿や排便のときに痛む」「尾てい骨のあたりが重い」などが代表的です。

これらは外見からは分かりにくく、産後うつや自律神経の乱れと混同されてしまうことも少なくありません。

当院では、出産後に起こる骨盤の歪みや筋肉の緊張を丁寧に整える整体を行い、その上で陰部神経への鍼施術を組み合わせています。

まず整体で骨盤のバランスを整え、血流や神経の通り道を確保することで、鍼の効果がより深く届く状態をつくります。

これにより、他院で鍼を受けたときよりも効果の持続時間が長く、再発しにくい体づくりが可能になります。

また、施術はすべて患者様の状態に合わせて行い、刺激量も細かく調整しますので、初めての方でも安心して受けていただけます。

産後の骨盤ケアを怠ると、陰部神経痛だけでなく、腰痛・股関節痛・尿もれなどのトラブルが続くこともあります。

「出産してから、座ると痛みを感じる」「骨盤まわりがずっと重だるい」などのお悩みがある方は、我慢せず早めにご相談ください。

整体と鍼を組み合わせたケアで、産後の身体をやさしく回復へ導きます。

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