足首の捻挫後に残る痛みは第三腓骨筋が原因かも？

足首の捻挫後に痛みが残っている…そんな経験はありませんか？

スポーツをしている方だけでなく、日常生活の中でも「段差につまずいた」「坂道で足をくじいた」など、足首の捻挫は誰にでも起こりうるケガです。

特に多いのが内反捻挫と呼ばれるもので、足首を内側にグネッとひねってしまうタイプです。

この内反捻挫では、前距腓靭帯（ぜんきょひじんたい）という足首の外側の靭帯が伸ばされてしまうことが多く見られます。

靭帯は一度伸びきってしまうと、完全に元の状態に戻ることは難しいとされています。

すると、どうなるのでしょうか？

本来は靭帯が担っていた足首の安定性を、今度は筋肉が代わりに補うことになります。

ここで重要な役割を果たすのが、第三腓骨筋（だいさんひこつきん）という筋肉です。

第三腓骨筋は、足首の外側に位置し、足の安定性に関わる細かい動きを担っている筋肉です。

靭帯の代役として働かされると、過剰に緊張したり、炎症を起こしたりしやすくなります。

「捻挫はとっくに治ったはずなのに、なんだか足首が不安定で痛い…」
「普段は大丈夫だけど、山道や不整地を歩くと足首がズキッと痛む…」

そんなケースでは、第三腓骨筋が過度な負担により痛んでいる可能性があります。

当院では、このような捻挫後に残る慢性的な足首の痛みに対し、第三腓骨筋の状態を丁寧に確認し、関連する関節のバランスも含めて整体・鍼で整えていきます。

特に、第三腓骨筋への鍼は痛みを抑えるのには即効性があります。

「もう昔の捻挫だし…」と諦めている方でも、適切なアプローチで楽になるケースは少なくありません。
気になる痛みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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