息苦しさと呼吸筋の関係
私たちは、普段「息を吸う・吐く」という動作を無意識に行っています。

何もしていない安静時の呼吸では、肋骨の間にある肋間筋と、胸とお腹を隔てる横隔膜が主に働きます。
これらが連動し、胸郭を広げたり縮めたりすることで、肺に空気を取り込み、不要な二酸化炭素を排出しています。
しかし、運動をしているときや、歌を歌うとき、または緊張しているときなどは、安静時の呼吸だけでは酸素が足りず、補助呼吸筋と呼ばれる他の筋肉も動員されます。
息を吸うときは首や肩周りの筋肉(斜角筋、胸鎖乳突筋など)、息を吐くときはお腹の筋肉(腹直筋、腹斜筋など)が使われます。

息苦しさ・動悸の背景にある筋肉の緊張
当院へ「息苦しい」「動悸がする」と来院される方の多くは、首やお腹の筋肉が強く緊張しています。
これは、呼吸を必要以上に頑張って行っている証拠です。筋肉が硬くなると胸郭の動きが制限され、さらに呼吸が浅くなってしまい、悪循環に陥ります。
また、姿勢の崩れも大きな要因です。
猫背や巻き肩になると、肋骨や横隔膜の動きが制限され、呼吸のたびに首や肩の筋肉を酷使する状態になります。
その結果、慢性的な首こりや肩こり、頭痛を引き起こすこともあります。
整体で呼吸を楽にするアプローチ
息苦しさや動悸でお悩みの方には、まず土台となる骨盤と背骨を整える施術を行います。
骨盤の傾きや背骨の歪みを整えることで、胸郭が自然に開きやすくなり、肋骨の動きが改善されます。

さらに、横隔膜や肋間筋がしなやかに動くようになり、首やお腹の補助呼吸筋にかかる負担が軽減されます。
呼吸が深くなると、酸素が体内にしっかり行き渡り、自律神経のバランスも整いやすくなります。
すると、息苦しさや動悸だけでなく、日常の疲れやストレスも和らぐ効果が期待できます。

息苦しさ・動悸でお困りの方へ
もし「呼吸が浅い」「胸がつかえる」「運動していないのに動悸がする」と感じることが増えてきたら、筋肉の緊張や姿勢の崩れが関係しているかもしれません。
薬や病院の検査では異常がない場合でも、整体によるアプローチで改善するケースは少なくありません。
息苦しさや動悸でお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
AM 8:30〜12:30 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | 休 |
PM16:00〜20:00 | ![]() | ![]() | 休 | ![]() | ![]() | ![]() 18:00まで | 休 |

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