背中の痛みで深呼吸できない方へ｜プロが原因を解説

「深呼吸すると背中にズキン！」――そんな経験はありませんか？

息を吸った瞬間に背中の奥から走る痛みと、胸いっぱい空気を入れられない息苦しさ。

特に朝起きたばかりは、体がこわばって背中の痛みが増してしまう方が多いです。

では、この痛みはどこから来るのでしょうか？

実は、原因のひとつは“横隔膜”と“脊柱起立筋”の関係にあります。

横隔膜は呼吸の主役ともいえる筋肉で、肋骨の内側にドーム状に付着しています。

そして、骨盤から首まで背骨沿いを走る脊柱起立筋は、途中で肋骨にも付着しています。

この脊柱起立筋が緊張して硬くなると、肋骨の動きが制限されてしまいます。

呼吸は横隔膜と肋骨がセットで動くため、硬くなった脊柱起立筋が無理やり引っ張られると、「ズキン！」という痛みと共に息が詰まるような感覚が生まれるのです。

しかも、この痛みのポイントは自分で触れない背中の奥。場所がはっきり分からず、湿布や自己マッサージではなかなか改善しません。

当院では、まず骨盤や背骨の歪みを整え、呼吸の動きがスムーズになる土台を作ります。

そのうえで、痛みを起こしている筋肉をピンポイントで緩める施術を行います。

鍼は深部まで届き、硬くなった筋肉を直接ゆるめることができるため、「朝の深呼吸が怖くなくなった！」というお声も多くいただいています。

背中の痛みは放置すると、呼吸の浅さから疲労感や自律神経の乱れにもつながります。

「朝起きて息を吸うのがつらい」「深呼吸で背中が痛む」そんな背中の痛みのお悩みは、我慢せずご相談ください。

あなたの背中と呼吸、両方まとめて改善しましょう。

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