五十肩とは肩が痛み、腕が思うように上がらなくなる症状のことを指します。
正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節に炎症が起こることで可動域が制限されてしまうのが特徴です。
このような場合、無理のない範囲でストレッチを行うことが、症状の改善につながります。
しかし、肩の動きが悪くなる原因は炎症だけではありません。実は「姿勢」が深く関係しているのをご存じでしょうか?
姿勢が悪いと腕が上がりにくくなる理由
正常な姿勢であれば、腕をまっすぐ上に伸ばしたときに、しっかりとバンザイの姿勢がとれます。

しかし、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まった状態(猫背)で座っているとします。

なんと、腕がまっすぐ上にあがりません。

これは、土台の骨盤が倒れてしまっていることによって、背中が丸くなりそれによって肩甲上腕関節(上腕骨が肩にはまっているところ)の方向が前を向いてしまうために腕が上がらなくなってしまっているのです。
つまり、肩に炎症がなくても、姿勢が悪いだけで腕が上がりにくくなるのです。
この状態を放置すると、肩関節周囲の血流が悪くなり、結果的に本当の五十肩につながるリスクが高まります。
姿勢を改善することで腕が上がるようになる
肩の動きをスムーズにするためには、まず骨盤の位置を正しく整えることが重要です。普段の座り方を意識するだけでも、大きな改善が期待できます。
たとえば、椅子に座るときに「坐骨(ざこつ)」に体重を乗せるようにすると、骨盤が自然と立ち、背筋がまっすぐになります。これにより、肩甲骨の位置も整い、腕がスムーズに上がりやすくなります。

また、デスクワークが多い方は、こまめに姿勢を見直したり、背伸びをする習慣をつけると良いでしょう。
まとめ
五十肩の原因は炎症だけでなく、姿勢の悪さも影響しています。特に、猫背の姿勢が続くと、肩の可動域が制限され、将来的に肩の不調を招く可能性があります。
日頃から正しい姿勢を意識し、骨盤を立てるように心がけることで、肩の動きは改善されます。ぜひ、日常生活の中で取り入れてみてください。
詳しい坐骨で座る方法については、以前のブログ記事でもご紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
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