耳の下の痛みは首の筋肉が原因？胸鎖乳突筋の緊張による隠れた不調と整体での改善法

「耳の下が痛い」と感じると、多くの方は「耳の病気かな？」と思われるかもしれません。

ですが、実は耳そのものに原因がないケースも少なくありません。

特に、首の前側から耳の後ろにかけて走る胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）という筋肉が関係していることが多いのです。

この胸鎖乳突筋は、鎖骨や胸骨から始まり、頭蓋骨の側頭骨にある乳様突起という出っ張りに付着しています。

デスクワークやスマホ操作などで姿勢が崩れると、この筋肉が過剰に緊張し、付着部である乳様突起周辺に痛みが出ることがあります。

この痛みを人は「耳の下が痛い」と感じやすいのです。

さらに、乳様突起のすぐ前には顎関節があります。

噛み締め癖や食いしばりが強い方では、顎関節に負担がかかり、周囲の筋肉が硬くなって痛みを感じることもあります。

こうした場合、耳鼻科や歯科に行っても原因がはっきりせず、痛みが長引くことも少なくありません。

当院では、まず痛みの本当の原因がどこにあるかを丁寧に見極めることから始めます。

胸鎖乳突筋や顎関節まわりの緊張を出している原因となっている歪みを整体で整えていき、必要に応じて鍼施術を行うことで、血流を改善し、痛みの根本から整えていきます。

耳の下の痛みは放っておくと、首こりや頭痛、めまいなどの不調につながることもあります。

「耳の下がズキッとする」「あごを動かすと痛い」と感じる耳の下の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

首と顎のバランスを整えることで、痛みのない快適な日常を取り戻すお手伝いをいたします。

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