寝ると腰が痛いのはなぜ？

よく、｢仰向けで寝ようすると腰が痛い｣という方がおられます。

寝たときに、頭から足までぺったり敷き布団に身体が密着しているのが本来のあるべき身体の形です。

でも、腰が痛くなるというのは腰がぺったり密着できていないからです。

主な腰の筋肉は、脊柱起立筋といいこれは抗重力筋です。

つまり、朝起きてから夜寝るまで、日中活動しているときは常に働いている筋肉です。

なぜ、お布団に入って｢さあ寝よう｣と重力から解放されてリラックスする姿勢を取っているときに痛みが出てしまうのでしょうか？

それは、今の身体を形づくっている姿勢が影響しています。

例えばこのように、お腹を突き出すような姿勢をしていると腰が反ってしまいます。

この姿勢が定着してしまうと、仰向けで寝る時は、腰の下にすき間ができてしまいます。

手のひらを腰の下にいれると確認できます。

手のひらが、スポッと入ります。

すき間がないのが正常なのですが、すき間があると常に腰の筋肉が縮んで緊張してしまっているので腰が痛くなります。

腰だけでなく、顔の位置もまっすぐじゃなく目線が斜め上方向になったり、膝も伸びにくくなったりもします。

このように、身体のゆがみがあると、敷き布団と身体の間にすき間がいくつかできてしまきます。

これらはすべて、骨盤をはじめとした身体のゆがみが影響しています。

すき間だらけの身体だと、リラックスしてぐっすり眠ることも難しくなり、眠りが浅くなってしまいます。

身体のゆがみと不眠も関係しています。

寝るときに腰が痛い方や不眠でお困りの方、ぜひ当院へご相談下さい！

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